| 太陽光発電、風力発電などは自然エネルギーを利用するので発電電力の変動が大きくなり電力系統に及ぼす影響が大きくなります。そこで余った電力は貯蔵しておいて必要な時に供給できるような電力貯蔵装置が必要となります。 コンデンサー、バッテリー、揚水発電などの貯蔵装置がありますが柱時計と同じように重りを貯蔵しておいて必要な時にその重りで発電する重力発電のついて解説します。 簡単な発電機モデルを製作しました。図１に示します。
重りを太陽光等の電力でモータを駆動させ高い位置に位置エネルギーとして蓄える。 実験ではダンベルを使用した。 電力が必要な時にこの重りを下げて発電機を回して発電する。 重力の位置エネルギーは質量ｘ重力加速度ｘ高さで表せる。 このモデル実験は機械的なエネルギーを電気エネルギーに変換する過程を理解する上で判り易いものと思う。 この重力発電機の構成はDC電動発電機とギアと巻き取り装置と重りの吊下げロープである。 Wind power and grid design |
