B :DC 系統連携
系統発電機と風力発電機をDC回路で接続したものを図B1に示す。
どちらの発電機も系統の電圧、周波数に同期させる必要はなく運転が出来る。
DCラインにはコンデンサー(SC)か又はフライホイールを接続して負荷に応じて電力の出し入れを行う。
風力発電を主電源と考え 系統発電機を従とする運転を想定した場合、風が吹いている時は風力で負荷を賄う。
風が停止したら系統発電機をクイック発電して負荷に電力を供給する。クイック発電は周波数調整が要らないので早い立ち上げが可能である。立ち上げ時間はコンデンサー容量による。
また 系統発電機の運転はコンデンサー電圧を観測して自動で立ち上げ、立ち下げが出来る。
インバータで系統の電圧、周波数、位相に合わせてACに変換して負荷に電力を供給する。
図B1: DC 系統接続
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